【マクロ】幾何学的宇宙発生論

サトル・マクロビオティックでは、宇宙の発生を幾何学図形や漢字、言葉から読み取ります。引いては、宇宙の進化の段階において、マクロビオティックではなぜ「米」がシンボリックに大切にされるかを導き出します。

【1】宇宙の始まりのエネルギー

1

宇宙の発生は、丸に「・」であらわされます。何もない無の状態に一点のほころび、これは「意識」と言えるかもしれません。日本の神話では「天之御中主神」、聖書では「光あれ」とでも言いましょうか。

【2】陰陽のエネルギー

2

「1」が「2」に分裂すると「陰陽」が生まれます。意識が意識と認識するためには、相対的な対象が必要となります。私達の宇宙はこの根源的な「陰陽」に支配されています。

【3】スパイラスのエネルギー

3

「1」が「2」を生み、「2」が「3」を生み、「3」が万物を生むといわれます。2点間にもう一つ「点」が増えるとそれが「支点」となりスパイラル運動が起こります。動的な宇宙の誕生です。このエネルギーの転回が私達の物質次元をつくり出します。

*「1」~「3」は純粋なエネルギーの次元で我々の身体的視覚では認識することが出来ません。

【4】物質的空間

4

安定的な宇宙空間、我々が認識できる物質的宇宙の誕生です。四大元素や東西南北、四季に象徴されるように、これは次に生まれる「人間」が活躍する舞台装置として作用します。

【5】身体空間

5

「4」というスペースに五つめの視点が加わると、それが「人間=身体的視点」の誕生といえます。宇宙空間に出現した「星(☆型)」でもあり、「人(五体、五感、五臓)」を象徴し、この視点を軸に様々に動きが起こり、ダイナミックな物質世界を創造します。「5芒星」は「火」の象徴でもあり、私達の今の時代のシンボルでもあります。

【6】スピリット空間

6

「5」は人間の視点、いわば「自我」の象徴でもあります。この視点と外側に広がる外宇宙が調和し始めると、人の視点は「スピリット(魂)」に気が付きます。身体空間感覚が薄れ、第6感、シンクロニシティーの次元へと上昇します。「6芒星」は「水」の象徴でもあり、これから始まる霊性の時代のシンボルでもあります。

*「4」~「6」は、物質的空間で私の身体的感覚、精神的感覚で最も認識しやすい次元です。

【7】光(ハイヤーセルフ)の次元

7

身体空間を超えて、スピリッツが拡張すると光の次元へ入いります。純粋な光は、ハイアーセルフの象徴であり、相対的な差異を感じなくなってきます。「7芒星」は神の光の象徴で、「火(カ)」と「水(ミ)」の統合によって成り立ちます。

【8】宇宙の終わりの次元

8

数字の「8」は横にすると「∞」のシンボルとなります。この次元は、私達の宇宙の到達点、そして消滅点をあらわします。八方に広がる光は完璧な無限宇宙への入口でもあります。「8芒星」は「米」印を象徴し、マクロビオティックがなぜ「米」を中心とした食事大系を取り入れているかの幾何学的な理由にもなります。「米」を食べることは、無限宇宙への参入のイニシエーションでもあるのです。

【9】隠次元

9

さて、「8」の上下のねじれをくるっと直すと「0」に戻ります。つまり「8=0」でもあるので、8は宇宙の終わりであると同時に宇宙の始まり、つまり宇宙の種子でもあります。ではなぜ「9」は存在するのでしょう。「9」はタロットカードでは「隠者」、つまり隠された次元を象徴します。「「9」という数字を観察すると、「0」から一本シッポが生えてスパイラス状を形成しています。アルファベットの「Q」も同じですね。分解すると「0」と「1」になり、スタート地点が新たな次元の宇宙だという事をあらわしています。つまり完全に「0」に戻るのではなく、宇宙の連続性をあらわしています。

*「7」~「9」はスピリチュアルな次元です。「0」は私達の意識が消滅しますので、認識する事は出来ません。