【マクロ】Yin-Yang Life cycle
■生と死の両面をフィールドとするマクロビオティック
さて、サトル・マクロビオティックは、無限の世界、魂、肉体の生と死といったスピリチュアルな側面も扱っていきます。上記図に示されるように、私達の生と死は、陰陽のサイクルによって支配されています。
人の誕生は、極陽の状態をあらわします。肉体のスタート時点は、とても収縮した陽性状態で「赤ちゃん」と言われる由縁でもあります。極陽状態が次第に拡散する陰の要素を増大させ「肉体」の成長を促します。それと同時に陰の要素である「精神」が拡張していきます。老化とともに肉体に陽の要素が完全になくなると、「死」という極陰状態へと移行します。
■生と死、及び輪廻転生は有限の世界のシステム
私達は「生」という陽性状態から、「死」という陰性状態へ移行しますが、「死」はけして無ではありません。なぜなら、「生と死」は二元性の概念であり、両者が繰り返すことによって成立するからです。「死」は肉体という陽性さを失った精神という陰性優位の状態をあらわします。同じように、今度は陽という収縮作用の増大によって、物質化の段階を経て、極陽状態に達すると再び「誕生」という生のスタートラインに立ちます。
これが所謂「輪廻転生」という二元性の陰陽システムの仕組みです。
■絶対的世界から見た魂
私達の肉体(陽)と鏡像関係にある精神(陰)は、所謂スピリチュアルな世界で言われるところの「個別的魂」を表します。しかし、その個別的魂すらも、絶対的世界から言えば、大海に対する小さな波でしかありません。一元的世界にあっては「生死」「輪廻転生」という変化生成する二元的要素はあり得ないのです。
